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私のシンプルナチュラルメイク

 

 

新年度になってなんとな〜くメイクを始めた人がいると思います。私がそうでした。[余談*1そういう人にも何かしらヒントになるかなと思って私の現在の最低限メイクを記録します。

私はもとから濃いメイクはしないけど最近はさらに省けるところは省き、最低限必要なことだけ残したスタイルがオーソドックスになっています。きっかけはやっぱりコロナでマスク必須になったことで、メイクが崩れた部分と崩れてない部分の差がはっきりわからないように最初からシンプルにしておこうと思って。

初心者メイクやメンズメイクとしても参考にしたり部分的に取り入れるとかもできると思うので、その最低限に絞ったメイクの仕方と、使ってる中でのおすすめコスメを紹介します。一応要所で塗り方の見本図も差し込んでおきます。

それではスタート。

 

スキンケア

メイク前にまず肌を整えるのが本当に大切でメイクのノリが変わる。肌荒れはスキンケアが合ってなくてもするけど、食事や生活面の影響も大きいので気になったときは見直す。

産毛を剃る

肌が明るく見えたりメイクの密着度が上がる。

ぬるま湯洗顔

洗いすぎは肌の自浄作用を失ったり、逆に乾燥して肌を潤そうと余分な皮脂が出てきたりする。私は脂性肌だと思ったら乾燥肌(インナードライ)だったというパターンでスキンケアを見直して改善。だから汚れの少ない一日の始まりはできるだけ洗顔料使わず。

化粧水とジェルクリームで保湿

いろいろ塗るともったりするのでメイク前の保湿は化粧水を何回かつけ、乾燥が気になる部分はジェルクリームも塗る。

唇の保湿

メイクの最後に口紅を塗るので先にリップクリームなど馴染ませておく。

※夜のスキンケアで毛穴や角質のケアをして肌のざらつきをなくしておくのも違いが出るポイント。乾燥肌なので潤いがある敏感肌用を使ってる。

- Innisfree ヴォルカニック カーミングポアクレイマスク

イニスフリー(innisfree)ヴォルカニック カーミング ポア クレイマスク

(テキストは楽天、画像はAmazonリンク)

ベースメイク

スキンケアが馴染んだらメイクアップ。のっぺりしないように全顔ではなく主に顔の中心を意識する。生え際とかには塗らないくらいに顔の外側に向かってぼかす。顔だけ浮いて首との境目が不自然にならないように塗りすぎないよう気をつける。

化粧下地

私は乾燥肌でツヤが少なく部分的に赤みが出やすいタイプなので、グリーンの下地とパール入りの下地を塗り分け。厚塗りは崩れるし白浮きの原因にもなるので薄付けにする。

※色味やトーンでいうとあまり変わってないかな〜ちょっと変わったかな〜くらいに。スポンジを使うと指の油分が混ざらなくて崩れにくくなるし均等に薄付けしやすい。

※紫外線は強弱あれど一年中放射されてて浴びると肌がダメージを受けて、浴びた分だけ将来シミやたるみになる。肌色が白いほど紫外線に弱い。SPF/PAの数値が高いほど防止効果は高いけど、肌への負担も大きくなって乾燥や肌荒れすることもある。

*UVB(紫外線B波)皮膚の表面に届く。ガラスで約90%遮断。肌への作用が強いのですぐ赤くなったり日焼けしたり、炎症が起きたりする。シミやそばかすにもなる。防止効果の表示はSPF。

*UVA(紫外線A波):皮膚の奥まで届く。ガラス(1.5mm)を約80%透過。長期経過で影響が出る。シミやシワになるほか、ハリや弾力がなくなったりする。防止効果の表示はPA。

 

ファンデーション

広めにカバーしたい、手早く済ませたいときはクッションファンデ。クマやシミなど色ムラ部分は薄く重ね付け。時短にもなるし、乾燥肌なので保湿成分が入って水分感があるクッションファンデはよく使ってる。

もう一つはスティックファンデ。天然由来成分で作られ石鹸落ちで閉塞感はないのにカバー力は高い。色ムラ部分を中心に塗り密度の高いブラシで広げる。コンシーラー機能もあるのできちんとしたメイクにも使える。

- Dr.Jart+ シカペア セラムインクッションファンデーション  

- 24hコスメ ミネラルスティックファンデ 

- 資生堂 ファンデーションブラシ 131

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※仕上げはフェイスパウダーでキープしたほうが良いけど乾燥肌で実際あまりつけない。顔の外側にかけてぼかすので色味はフェイスラインに合わせて選び首との差が目立たないようにする。

ポイントメイク

アイブロウ/シェーディング

眉毛はちゃんと生やして気になる毛だけ処理。毛がない場所や隙間はペンシルで描き足すけど、ベタ塗りは不自然なので眉頭はあまり描かない。スクリューブラシで描いたところや毛流れを整える。

シェーディングとして眉頭下から目頭位置の鼻筋くらいまで薄くぼかす。

眉マスカラで色味を整えたり毛流れをキープ。

- rom&nd ハンオールシャープブロウ

- hince シグネチャーブロウシェイパー

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※毛がふさっとあると自然で生命感がある。毛とアイブロウの色が違うので眉マスカラを塗って差をなくしすっきりした印象に。

 

アイシャドウ/アイライン

クリームシャドウを使うときは私はヨレやすいのでまずベビーパウダーでおさえる。肌色と同じくらいのベージュ系のツヤっぽいシャドウを目周り全体(目頭、下まぶた、アイホールは眉下近くまで)に広く塗って、くすみを飛ばしつつ自然に色ムラを整える。

マットなアイシャドウでアイライン。濃いブラウンのシャドウでまつ毛のキワに、黒目から目尻に細くラインを描く。目尻はまぶたの皮膚で影になってるところまで幅を持たせる。下まぶたは薄いブラウンを使い目尻にタレ目にならない程度に描いてぼかす。

- ETVOS ミネラルアイバーム シャンパンアイボリー

エトヴォス ミネラルアイバーム 1.7g #シャンパンアイボリー

※ラメだと主張が強いので細かいパール。一重ならラインは目を開けたときに見える目尻だけでいいかな。

 

マスカラ

自然な伸びが好きなのでビューラーなし。自まつ毛が太めでしっかりあるので繊維の入ってないマスカラを使い、アイライン同様真ん中から目尻に塗り、ツヤと少しの束を。カール維持タイプだから少しまつ毛が上を向く。

- KATE ラッシュフォーマー クリア

KATE(ケイト) ケイト ラッシュフォーマー(クリア) CL-1 マスカラ ブラック 5g

※液だけで付け心地が超軽くて絡まなくて良い。アイラインを引かない場合でも目の存在感が出るのでまつ毛の強調は大切。

 

ハイライト

おでこ、目の間の鼻筋、鼻先、頬の内側(目の下)から目尻下の頬の高いところ、場合によって唇の山にのせる。おでこと頬は広めだけど、それ以外はあまり伸ばし広げず少しだけポンポン置く感じ。

※前髪でおでこが隠れるときは横長に、おでこが見えるときは丸く入れる。化粧下地の時点でツヤを仕込んだときは控えめに。

 

リップ/チーク

その日の気分で。アイメイクに色を使ってないのでどんなリップでも合わせられる。そのリップをチークとしても使い自分の顔の形に合わせて薄くぼかし広げる。同じ色で統一感が出るからちぐはぐになる心配なし。

※チークは血色感を与えるけど、リップの色が強いときは塗らなかったり、全体のバランスをとるような使い方をしてる。

これでおわり。

このメイクを基準にして気分や服に合わせてカラーアイシャドウやアイライナーをプラスしたり。なんかヨレやすいなぁというときはできるだけ指を使わずツールを用いるようにすると違う。

ベースメイクを多機能タイプのBBやCCクリームにするともっと簡潔。男性は粒が見えるほどキラキラしたラメを控えると自然。

 

私はもとから変化が大きいメイクをするほうではないけど、よりシンプルなメイクにシフトしてから、何のためにメイクするのかと考えたときにいつも100%のメイクをする必要性が見当たらず、自分に備わってるものを少し良く見えるようにサポートする方向が私にはベストだと思い至りました。

気を引き締めたいとき、華やかな装いのとき、大切なときにしっかりメイクすればいいかなというスタンスです。

そして相変わらず肌の弱さや乾燥が気になるので新しくコスメを買うときはナチュラルコスメにしてます。ゆくゆくは全移行して肌の負担をなくそうと計画。

 

今回紹介したコスメは楽天ROOMでレビューしたりAmazonのリストに入れてます。

一応参考にと言ってるのでわからない点があれば質問してください。

では。

*1:

私がメイクを始めたのも高校卒業して大学生になるタイミングでした。母親からとりあえず持っておけと最小限のコスメを買い与えられたけど、興味ない、肌に合わない、なんか古臭いなどの理由で結局あまり使わず。でも大学でいろんな人を見るうちに興味を持ち、調べたり試したりするうちに探求することが面白くなっていきましたね。見た目もかわいいし。

そもそもなぜ女性が化粧しなきゃいけない風潮があるのかというところだけど、昔は男性も化粧してたそうです。でも明治時代に軍事力強化のため男性を対象に徴兵制が設けられたりして、兵士が化粧する必要はないと衰退し始めて。その後経済成長などもあり男は仕事、女は家庭と差が強まって現代にも残っている状態。およそ150年前のことなのでまだ最近の出来事。ファッションの変化にも社会情勢の歴史的背景が関係あるんですよね。