今年の冬は例年に比べて異常に乾燥を感じています。クリームやローションでは肌に全く浸透せず塗った直後だけ表面が一時的に保湿され、ジェルでは蒸発が早く、毎日カサつきが戻ってしまうことに悩んでいました。
スキンケアオイルはベタベタしやすいイメージや少量で高価な印象があり使ってこなかったのですが、セールで少し安くなっていたこともありこの機会に買ってみました。
ボディオイル; モロッカンガーデナー
Body Oil; Moroccan Gargener /45000ウォン
量は100mlで、定価4500円くらい。
日較差50度の砂漠で生きるサボテンから採れた、保湿力、アンチエイジング効果、軽さに長けたサボテンシードオイルをメインに、複数の植物オイルを配合して作られたオーガニックなボディオイルです。2017年発売直後の韓国でのレビューも良く、2020年頃から日本でも人気が高まりました。
主成分
サボテンエキス/シードオイル：保湿と抗酸化作用
スイートアーモンドオイル：鎮静効果
ヒマワリシードオイル：保湿とツヤを与える
ローズヒップオイル：栄養を届ける
グリーンティーシードオイル：油分水分のバランス改善
使い方は、シャワーや入浴後の肌が湿っている状態ですぐ塗るのが良いそうです。とてもさらさらのオイルで、マッサージするようになじませるとじんわり吸収されていきます。こってり感もなくギトギトもせず、ベタつきが残らないさっぱり軽い仕上がりです。浸透が早いのでインナーなどと擦れて取れにくいのも気楽です。
肌が求めていたと思えるほど馴染みが良くなめらかになります。バターやマーガリンを混ぜたクッキー生地のようにしっとり柔らかいふにゃふにゃ肌。同ブランド美容液/オイルのライトアンドモアと使用感は近いです。
感動したのは香りの保ちがとても長いことです。Huxley特有のみずみずしい植物の香りを最初に感じますが、肌につけるとフローラルな華やかさがふわっと広がります。徐々に馴染み肌からやさしく放たれ、花屋にいるような気分です。
濃いめに香るので匂いがダメな人にはきつく感じるかもしれませんが、香水なしで残って漂う香りが好きな私にはちょうど良いです。夜塗ると気分良く眠れて、起きた瞬間もたっぷりの香りに包まれています。ボディケアだけでなくアロマのように癒してくれるのがこのオイルの特徴でしょう。同じボディケアラインのボディウォッシュやボディローションを併せて使うと保湿力も香りもパワーアップするそうです。
フレグランスノート
トップ：朝露のついた草葉から滲む冷たい湿気
ミドル：柔らかくまばゆい白い花々（ジャスミン/ローズ/リリー/ガーデニア）
ベース：穏やかなパウダリームスク
水分に含まれた香りの粒子が高い保湿力で肌にとどまるのが持続力の高い理由のようで、そのおかげで自然に体臭と混ざり自分の香りを演出してくれるそうです。高保湿成分と一緒に香りを肌に浸透させているから、自分のにおいと混ざってリラックスできる香りを維持できると。
過去に紹介したヘアトリートメントも同じ原理かもしれないとハッとしました。
クリームやローションやジェルでは効果が薄い人はオイルを使ってみると良いと思います。保湿としてはもちろん良いし、香水代わりにもなるくらい香り残りが良いです。近くに取り扱っている店舗があればぜひ試してみてください。
個人差があるので一人の感想として参考になればうれしいです。コメントやシェアもよろしくお願いします。
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